心の書庫

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神経症と発達障害 早見み大別プラス精神病

神経症

思考や内省力が多すぎたり心的な欲求不満や不調和で体調が悪くなる。感情と向き合うことができずに、不調和が出る。自律神経失調症など、あくまで「心」の課題が大きい。

脳機能よりも、まず心理的な課題がある。発達障害者よりむしろ、自分に気づきすぎる。自他を気にしすぎる。脳機能より、「考え方」「捉え方」のくせや思い込みやこだわりが強すぎる。心理的欲求不満や、「かくあるべき」というとらわれの、古典的な神経症。治りやすい反面、なりやすい。

思考の矛盾や精神交互作用により強めてしまい。「自然態」が分からなくなる。なんらかの心理的欲求の調和が崩れてしまう。必要がない病気を自らの手で育ててしまう。あくまで、心理的な欲求。薬無しでも治る。そもそも病気ではない場合がほとんどだが、思い込みが強い。心的欲求不満が強するために、なりやすい。

 


発達障害(一部神経症スペクトラム

あくまでも脳の偏り機能と把握。脳の電気的な信号の凹凸。 

刺激に敏感なネコ気質? あくまで「脳機能」過剰な反応と、鈍麻が共存と理解。 人間性や生育環境よりも、気質や脳の偏り。 感覚の凹凸がある。たとえば、口で「クセ」を止めろ、と言っても、やめられないのと同じ。クセをするとなんらかの安心がある。

 


スペテクトラム的に神経症者もいる。発達障害的かつ、神経症強迫神経症を患っている。連関(スペテクトラム)がある。脳機能には有機的な繋がりがあるからスペテクトラムも必然的にありうる。

 無意識でまったく気づいていない人もいる。クセに近い。

ささいな刺激でも、スタンガンみたく電気信号が過剰なシグナルを受け取り、自己抑制が脳機能の不完全により、抑止できない。 

我慢も出来るが抑え難い身体的な欲求がある。必要以上に受け取ったり、受け取らなかったりして、自律神経やアレルギーの反応や反射に出やすい。

 

意志では抑えづらい。精神病や神経質とも違うが、一部、神経症スペクトラム強迫観念もある。チックなどは発達障害的な強迫神経症だ。古典的な心理療法で治せる場合もあるが、神経症のような自律訓練や行動認知では抑止しづらく、投薬もある。

精神病や精神障害者のように扱うのは違う。精神病者は、幻覚や妄想に捉われるが、発達障害は「観念」や「おもいこみ」捉われる神経症と似ているが、身体感覚の「収まりの悪さ」を埋め合わす身体的なクセがある。

一部の重症を除くと、病気や障害というには、「グレーゾーン」が広すぎる印象。ある程度の偏りは仕方ないと割り切る必要もある。日常生活に支障があるかどうかが問題になる。だから、自分が発達障害の傾向があっても、みだりに病気や病院に行き薬を飲むのは間違いである。場合によっては治る。

 

◎おまけ

精神障害と神経質と発達障害三様体。

 

1精神病

妄想や幻覚に捉われる。(周りから分からない場合もある)

 

2神経質

心理的な思い込みやクセから、身体の症状に捉われる。「自分で自分に囚われやすい」。観念的な病気。自分で自分を病気と思い込んだり、本当になる。酔いやすい。

 

3発達障害

考え方や囚われよりも、くせや偏りからそれをついついやってしまう。(比較的、発する音や身体的に見えるやすいために、精神障害者と間違えられないように注意)身体的なクセをやると、スッキリしたり安心するからやめられないというクセや、同じことをやりたがり、不測に反応できない場合もある。考え方よりも、その人が、そうなってしまうから、ある意味で仕方ない部分はある。重症以外は病院は必要はない。